STEP1

目的設定

1-11
一足先に

早めにkintoneを使えば、得がある。
イラスト
状況

いよいよプロジェクトのキックオフだ。

【現場とIT部門のチーム】 (1-08)のように、現場メンバーやIT部門それぞれからプロジェクトに参画があった。彼らから業務課題や改善アイデアが出てくることを期待している。

ただ、今回初めてのkintone導入であり、現場リーダー以外のメンバーはkintoneを操作したことがない。そして、彼らにkintoneの機能を一から学習してもらう時間も取れそうにない。

▼その状況において
問題

kintone導入を進めるプロジェクトメンバー自身のkintoneに対する理解がまだ深まっていないため、中々改善のアイデアが出てこない。

現場リーダー以外のメンバーが、導入対象であるkintoneについてよく知らない場合、彼らがこのプロジェクトに積極的に関与し、改善アイデアを出していくというのは難しい。自分の要望や改善アイデアがkintoneで実現できるのかわからない状態では、思いついたものを言い出しづらいこともあるだろう。

▼そこで
解決

一足先に、導入プロジェクトメンバーでkintoneをプロジェクト管理ツールとして使ってみる。

kintoneでは、プロジェクト管理に必要なタスク管理やファイル管理、コミュニケーション管理などが実現できる。プロジェクトに関する情報をこれらのアプリに集めることで、プロジェクトメンバーが毎日自然にkintoneを触る状態にしておくとよい。

また、パートナー企業などの社外メンバーがプロジェクトに参画する場合は、ゲストスペースの利用が有効だ。

▼その結果
結果

まずなにより、kintoneを使ったプロジェクト管理により、プロジェクトでの情報管理・共有が進み、円滑なプロジェクト運営にもつながるだろう。

そしてメンバーがkintone導入プロジェクトの管理の中で実際にkintoneを操作し、その機能について理解を深めていくことで、より自分ごと化してプロジェクトに関与できるようになるだろう。実際に使ってみないとわからないつまずきどころや良さがあるので、体験をもとに新たな改善アイデアも出てくる。

さらに、プロジェクトメンバーが部門に戻ったときに、他のメンバーにkintoneの利用方法を教える伝道師になることもできる。彼らがkintoneの操作に慣れることは、導入後の利用定着の促進にもつながるだろう。

ページトップ