STEP0

kintone概念理解

0-01
現場主体の業務改善

誰かが勝手に作る業務システムではなく、現場が自ら舵をとって作る業務システムを。
イラスト
状況

関係者が集まって業務改善について検討を重ねている。

▼その状況において
問題

IT部門や社外の構築者が一生懸命構築した業務システムであっても、現場メンバーが自分ごと化できなければ業務改善の効果は現れず、いずれ使われなくなってしまう。

現場メンバーが主体的にならなければ本質的な業務課題が明らかにならず、せっかく構築した業務システムが的はずれなものになってしまう。

機能的に充実しているように見える業務システムであっても、現場メンバーが全く関与せず他人任せで構築されていると、現場メンバーは「自分たちの業務システム」という感覚が持てないため有益なフィードバックが出てこない。結果使われないシステムになってしまう。

▼そこで
解決

現場メンバーが本気で業務課題に向き合い業務改善の主体となって進める。

実際にkintoneを使った業務システムを使うことになる現場メンバーが主体となり、業務課題に向き合い、kintoneをどのように活用すれば効果が出せるのか、を考える。

業務課題に向き合うには【業務の付加価値】(1-05)を明確にすることが重要だ。またkintoneの活用方法を知るためには【先駆者の話】(1-12)を聞くのも良いだろう。

【現場主体の業務改善】(0-01)とは、業務改善の全てを現場メンバーが背負うことではないが、あくまでも業務改善の主体は自分たちであることを心がける。

▼その結果
結果

現場が主体となって自らの業務改善に向き合うことで本質的な業務課題が明らかになる。そして、その業務課題を解決する業務システムを使うことで現場メンバーにとって効果が得られる。

現場が主体的に関与して構築した業務システムには、現場メンバーの当事者性が生まれ積極的に業務システムの導入・運用がされるようになる。その結果、有益なフィードバックも増えるので、そのフィードバックによる改善を【素早く繰り返す】(0-02)ことで、継続的に効果を出し続けることができる。

ページトップ