企業情報

株式会社AsMamaは2009年に創業し、リアルな地域交流の場とITを利用した仕組みにより、子育ての問題をはじめとする議題解決に向けて、今では年間1000回以上に及ぶ「地域交流の場づくり」と「子育てシェアの普及」に取り組んでいます。
全国各地には、AsMamaのミッション・ビジョンに共感し、託児やコミュニケーション研修を受講ののち、経験や時間を活かしたいAsMama認定・地域子育てのお世話役「ママサポーター」が500名以上おり、各地での交流会開催や広報活動を通じて地域コミュニティを創出しています。子育て中の女性の孤立化、潜在的な労働機会の損失、地域コミュニティーの希薄化という社会課題解決を目指しています。

kintone 利用対象となる業務

今までスプレッドシートを始め、複数の外部ツールで管理していた社員情報管理、ママサポーター情報管理、休暇申請、プロジェクト管理、工程管理、顧客管理、商談管理などなど、あらゆる業務をkintoneに置き換えを行っています。

その中でママサポーター関連の情報を管理しているアプリでエントリーします。フォームクリエイターを利用したママサポーターの募集とその後の面接・研修状況、採用後の就業条件の管理、弊社主催のイベント入りするママサポーターのアサイン管理情報と紐づけ、ママサポーター側から参加したイベントリストの管理をし、またプロジェクト管理とも紐づけイベント側から見た時のアサインされたママサポーターのリスト管理も行っています。
別途弊社でサービスしているシステムとも連携し、イベントへのアサイン可能な状態にするステータス管理やアサイン候補者から正式アサインまでの管理も行います。

該当するアプリやスペース名

⬛︎ ママサポーター管理リスト

⬛︎ ママサポアサイン管理

⬛︎ プロジェクト管理

kintone 導入背景

2009年に創業して以来、本社のある横浜近辺だけでなく、全国、海外にもスタッフがおり、かつスタッフは基本的に在宅勤務を行っており、どこにいても仕事ができ、仕事内容を全員で共有できるようにGoogleAppsや複数の外部ツールを使って業務管理を行っていました。
しかし、“ど”ベンチャーながら、徐々にスタッフ数も増え、ママサポーター数も増え、お客様から頂く仕事も増え、管理しているスプレッドシートの数も増え、ツールも増え、どのツールで何を管理しているのかわかりづらく、そろそろ限界を迎えている状況で、kintoneで情報の一元管理、業務効率化を目指し導入致しました。

コンセプトと企画・開発の意義

スプレッドシートを始め多種多様な外部ツールからkintoneへ業務を移行し情報の一元管理を実現する。
あちこちに散らばっていた情報を整理し、関連レコードで情報をまとめ、カテゴリを使って見やすく、ルックアップやアクションを使って、誰もが手間なく簡単に！！を目指しました。

創意工夫や想い

もともとPC操作が得意とは言い難い人達が多く、ほとんどの人がリモートで仕事をしているために、何につまずいているのか、何に困っているのかを把握することが難しい状態でした。
kintoneでアプリを作成し始めてから、まだ完成してもいないのに、「kintoneって何でもできるんでしょ？」と言われることが多く、kintoneへの置き換えを行っている私は魔法使いのように言われていました。ですが、完成してから、新しいものを使い始めることに抵抗がある人が多く、さらに魔法のように何でもできるわけではなく、1時間かかっていた仕事が5分で終わるわけでもなかったためリリース後も、新しいものに対して苦手意識の少ない人だけが使う状態でした。
そのような状況でも少ない利用者の要望は即時反映させ、少しでも管理が楽になるようにリマインダなどの通知機能を使い、コメント欄でやり取りして、1日100通以上あるメールが少し減少して、「便利だよ！」という声が広がって、徐々に社内にkintoneが浸透しつつあります。
上がってきた要望の意図を正確にくみとり、スピーディに対応、「kintoneではこんなこともできますけど」と言った追加提案を心がけ、今まで1時間かかっていた仕事は5分では終わらないけれども、20分で終わるように「便利！使いたい！」と思ってもらえるように工夫しています。


〜 今後の活用ビジョン 〜
現在、kintoneは一人で作成している状態で、誰もが簡単にアプリを作れることを知ってもらう。
まだGoogleAppsを利用している人もおり、kintoneの便利さ、簡単さを知ってもらう。
弊社サービスとの連携を強化し、業務効率UPを目指したいと思います。