「それ、kintoneでできるんじゃない」を引き出す芋づる式業務改善の秘訣は、
みんながアプリを作れるようになることでした。
誰でもアプリを作れるようにしている6つの事例と、そのノウハウをまとめてご紹介します。
私たち誰でもアプリを
作れるようにしています
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CASE1 "全スタッフIT人材化"で
すすめる業務改善アプリ作成権限は、導入当時から「やりたい」と手を挙げてくれた人に渡しています。現場メンバーが作ったアプリの総数は数百を超えました。現場の業務を一番知っているのは、現場ですから。
現場メンバーは自分たちが使うアプリを自分たちで作成できる方が早く改善できますし、より使いやすいアプリになるはずです。それは、私たち情シス部門にとっても、現場のメンバーにとっても、よいことだと考えました。記事提供:TECH+ Powered by マイナビニュース
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CASE2 改善のアイデアが芋づる式。
現場の成功体験がカギ目に見える効果が出ると、チームのメンバーがやる気になってくれて。そこからは、芋づる式に改善のアイデアがどんどん出てくるように。今は、チームのメンバーからも「じゃあkintoneでやってみよう」っていうアイデアが自然と出てきますね。自分でアプリを作ったりする人もたくさんいますし。「とりあえずアプリ作ってみよう」とやってますね。現場の成功体験がカギです。
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CASE3 アプリを作るのは現場社員。
私はサポート役です経営会議にてkintoneの全社利用を提案。あっという間に、調達、人事、総務、生産、関係会社、企画、品証、営業と、利用規模が拡大していきました。いまや800名近くで、予実算管理や、設備の輸出管理、サプライヤーからの情報収集、生産役員間のコミュニケーションツールとしても活用しています。
「細かい体制やルールなんて最初はなにもありませんでした」記事提供:ログミー株式会社
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CASE4 自分がやらなくても
いいことを増やす今は限られた時間のなかで自分がやらなくていい業務を増やしていく、理想をいえば、業務が自動で勝手にぶんぶん回るような、そんな感じになっていけばいいなと考えています。
kintoneのアプリは誰でも作れるようにしているのですが、アプリが乱立してしまうという課題も。そこで、アプリを使う側じゃなくて、作る側のルールっていうのが大切なんじゃないかって考えるようになりました。 -
CASE5 体制を整えるとうまくいく
アプリの作成や運用は、現場部門が担当。私の役割は、複雑なアプリの作成支援や、他のアプリとの重複チェックなど、全体を見ながら判断することにあります。
kintoneは誰でも簡単にアプリが作れるので、kintone内で情報が乱立しないようチェックしています。 -
CASE6 勉強会や社内広報でまきこむ
社内のイベントを利用して、活動報告会を設けて定期的にkintoneの活用について宣伝しています。するとそこをきっかけに「これもkintoneでできますか?」といった声を他部門からいただき、展開がどんどん進んでいきました。さらに、活用セミナーに現場職員にも参加してもらうことで、kintoneの理解が深まっていると感じています。
アプリ作成権限を付与する手順
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アプリ作成権限を付与する手順を紹介します。初期値は全員にアプリ作成権限が付与された状態になっています。
- 画面右上から「kintone システム管理」をクリック
- kintoneシステム管理画面内で「アクセス権」をクリック
- 行を追加してアクセス権を設定するユーザー/組織/グループを選択できます
※アプリ作成権限を付与できるのはkintoneシステム管理者と、cybozu.com共通管理者です。
「それ、kintoneでできるんじゃない!」
を引き出すノウハウまとめ
アプリ一覧から使われていない
アプリを見つける方法
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アプリの整理や棚卸しに便利な「アプリ管理」機能をご紹介します。定期的に棚卸しをして不要なアプリは削除しましょう。
- 画面右上から「アプリ管理」をクリック
- アプリ管理画面から「アプリ名」「レコードの最終更新日」「レコード数」「作成者」などを確認できます。CSVファイルに書き出すことも可能です
- をクリックで不要なアプリを削除できます
※アプリ管理の一覧で閲覧・管理できるアプリは、管理権限のあるアプリのみです。kintoneシステム管理者と、cybozu.com共通管理者はすべてのアプリを閲覧・管理できます。
アプリ・スペースの復旧機能
14日以内に復旧しよう
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アプリ・スペースの復旧方法
アプリの整理中に間違って削除してしまっても大丈夫です!
14日以内であれば、削除したアプリやスペースを復旧できます。- 画面右上から「kintone システム管理」をクリック
- kintoneステム管理画面から「アプリ/スペースの復旧」をクリック
- 削除してしまったアプリのIDを入力することで復旧。削除時点の状態に戻すことができます
※アプリ・スペースを復旧できるのは、できるのは、cybozu.com共通管理者のみです。
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削除したアプリID・スペースIDの確認方法
- 画面右上から「cybozu.com共通管理」をクリック
- 監査ログの「閲覧とダウンロード」をクリック
- アクションが「App delete」または「Space delete」になっているレコードのをクリックすると、IDを確認できます
※監査ログを確認できるのは、cybozu.com共通管理者のみです。
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アプリID・スペースIDはURLから確認することもできます。
アプリID
「https://[サブドメイン].cybozu.com/k/」に続いて表示される数値がアプリIDになります。
スペースID
「https://[サブドメイン].cybozu.com/k/space/」に続いて表示される数値がスペースIDになります。
みんなでアプリ作成することに
”不安”を感じる方へ
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「それ、kintoneでデキるんじゃない?!」を引き出す芋づる式業務改善の秘訣は、みんながアプリを作れるようになること! ...でも、なんだか不安?
みんなでアプリを作ることが不安な方や、アプリを作る時のルールを考えたい方にもおすすめの「kintoneアプリ作成の心得」をご紹介します!