2023年7月版 主なアップデート
アップデート実施日:2023年7月9日
7月9日に実施されるアップデート内容をご紹介します。
アプリ設定 | フィールドのアクセス権設定でのフィールド選択時、キーワードで候補を絞り込めるように |
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アプリ設定 | プロセス管理のステータスの削除ボタンクリック時に、そのステータスが削除可能かのチェックを追加 |
開発基盤 | フロントエンド基盤の刷新(ヘッダー、グローバルナビゲーションバー ) |
開発基盤 | 開発基盤の刷新(日時情報の文字列パース処理ライブラリの変更) |
全般 | その他のアップデート |
開発中の機能 |
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アップデートオプションの変更内容 |
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その他の変更点は、定期メンテナンス情報をご覧ください。 メンテナンスにおける変更点はこちら
アプリ設定
フィールドのアクセス権設定でのフィールド選択時、
キーワードで候補を絞り込めるように
キーワードで候補を絞り込めるように
アクセス権を設定するフィールドを選択する際、フィールド名検索で絞り込めるようになりました。これにより、フィールドが多数ある場合でも目的のフィールドを見つけやすくなります。
これまで:
アップデート後:
フィールド名で検索して候補を絞り込めるようになりました。キーワードを入力すると、該当するフィールドが選択肢として表示されます。
アプリ設定
プロセス管理のステータスの削除ボタンクリック時に、
そのステータスが削除可能かのチェックを追加
そのステータスが削除可能かのチェックを追加
プロセス管理の設定画面にて、ステータスの削除ボタンをクリックした時点で、ステータスが削除可能かどうかチェックされる機能が追加されました。
従来は、「アプリを更新」をクリックしたタイミングでのみチェックが行われていたため、そこでエラーが発生して初めてステータスが削除できないと気付くこととなり、ステータスの削除操作を取り消すために「変更を中止」してアプリ設定全体の変更ごと破棄しなければならない場合もありました。今後は、ステータスが削除できないことに、より早いタイミングで気が付き、対処することが可能になります。
ステータスを削除する際の操作の流れ:
アップデート後に新たに追加されるチェックのタイミング:
ステータスの削除ボタンクリック時にも、ステータスが削除可能かがチェックされます。削除できない場合は、従来よりも早いタイミングで気付くことができます。
従来のチェックのタイミング:
「アプリを更新」をクリック時
※ 引き続き、「アプリを更新」をクリックした時点でもステータスが削除可能かどうかチェックされます。
アップデート後に新たに追加されるチェックのタイミング:
ステータスの削除ボタンクリック時にも、ステータスが削除可能かがチェックされます。削除できない場合は、従来よりも早いタイミングで気付くことができます。
従来のチェックのタイミング:
「アプリを更新」をクリック時
※ 引き続き、「アプリを更新」をクリックした時点でもステータスが削除可能かどうかチェックされます。
開発基盤
フロントエンド基盤の刷新
(ヘッダー、グローバルナビゲーションバー )
(ヘッダー、グローバルナビゲーションバー )
PC版のヘッダー、グローバルナビゲーションバー(サイドメニュー含む)が、フロントエンド基盤の刷新されたパーツへと移行されます。デザイン上の大きな変更はありませんが、一部のパーツはアクセシビリティ向上やUI共通化のために微修正を行なっています。
変更対象箇所:
ヘッダー、グローバルナビゲーションバー、サイドメニューが対象です(下図、橙色枠囲み部分)。
変更対象画面:
PC版の全画面が対象です。
10年以上前のリリース当初から利用し続けてきたフロントエンドの技術基盤を刷新することで、今後の製品改善スピードの向上に寄与することを見込んでいます。詳しい説明は、2月版アップデート の「フロントエンド基盤の刷新」をご覧ください。
開発基盤
開発基盤の刷新
(日時情報の文字列パース処理ライブラリの変更)
(日時情報の文字列パース処理ライブラリの変更)
kintone開発チームではサービス継続のために必要な開発基盤の刷新を進めています。7月版にて、主にファイル読み込み機能で使用している、日時の文字列を読み取る際に使用しているライブラリの刷新を行います。
次のヘルプページで案内している利用方法の範囲に変更はありません。
ヘルプ:「レコード登録・上書き用のファイルの記載形式『日時』」
以下で紹介するような、ヘルプページで案内されていない方法で読み込みを行なった場合、アップデート後の挙動に一部変化があります。
11月の定期メンテナンスまではこの変更を無効化するアップデートオプションを提供していますが、今後はヘルプページで案内している方法でご利用ください。
アップデート後に挙動が変化する例:
次のような記載方法の場合、今後は読み込み時にエラーとなります。
- 「日」がない:
例)「2022-100」 - 週番号表記:
例)「2023-W01-2」 - 「カンマがある」:
例)「1,5」「2023-01-01T00:00:00,1」 - 「T」はあるが、「T」より前がない:
例)「T10:00+09:00」 - 「Z」が小文字:
例)「2022-11-01T00:00:00z」
アプリ設定
その他のアップデート
-
アプリ設定:デザイン・UIの改善や修正
- プラグイン一覧画面:行の境界の視認性を向上
- APIトークン設定画面:メモ欄をドラッグ&ドロップでサイズ変更する際の操作性を改善
- アクセス権設定画面等:「フォームのフィールドを追加」パーツのレイアウトの安定性を向上
- アプリ設定画面全般:外部リンクの視認性を向上
- 画像スライドショー:添付した画像をクリックして拡大表示したとき、画像の向きや縦横比などが正常に表示されない場合がある問題を修正
開発中の機能
開発中の機能をご紹介します。
開発中の機能は現時点のものであり、今後変更される場合があります。
アプリ |
レコード編集・追加画面の数値フィールドが桁区切りカンマ付き数字や全角数字入力に対応 ※2023年7月4日に本機能の提供を開始しました(2023年7月4日更新) |
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※開発中の新機能に対するフィードバックは、「kintoneの改善に協力する」フォームにて募集しています。
アプリ
レコード編集・追加画面の数値フィールドが
桁区切りカンマ付き数字や全角数字入力に対応
桁区切りカンマ付き数字や全角数字入力に対応
1.桁区切り付きの数値や全角の数字を入力しても保存できるように
PC版のレコード追加/編集画面で、桁区切りのカンマ付きの数字や全角の数字を入力しても保存できるようになります。これにより、桁区切り付きの数値を他の場所からコピーしてきたときや、全角のまま入力したときに、修正や入力のやり直しを行うことなく、そのまま保存できるようになります。
アップデートオプションで有効化後に利用可能となる入力方法:
① 桁区切り付きで入力
※桁区切りの位置を誤って入力した場合はエラーが表示され、入力ミスの可能性に気づくことができます。
② 全角数字で入力
従来から利用可能な入力方法(参考):
半角数字で入力
レコードの保存
保存後
※保存されるデータの形式は、従来と変わりません。
※保存後の表示形式は、フィールドの設定に従います。
2.レコード追加・編集画面でも桁区切りを表示できるように
レコード追加/編集画面でも数値フィールドに桁区切りが表示されるようになります。
これによりレコードを保存しなくても、桁数の多い数値も読み取りやすくなります。
これまではレコード詳細/一覧画面など、レコード保存後の画面でのみ桁区切りが表示されていました。
従来のレコード追加/編集画面:
桁区切りは表示されませんでした。
アップデートオプションで有効化後のレコード追加/編集画面:
桁区切りが表示されるようになります。
再編集時:
入力済みの数値の再編集を開始すると、桁区切りは非表示となります。カンマの位置を気にすることなく編集できます。
※「桁区切りを表示する」の設定が有効時のみ、桁区切りが表示されます。
アップデートオプションの変更内容
2023年7月版における、アップデートオプションの変更内容は以下の通りです。
7月版 | ||
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新機能の無効化 | ||
変更なし
「レコード追加・編集画面内の添付ファイルの並び順をドラッグアンドドロップで変更できる機能」を無効にする
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2023年8月の定期アップデートが実施されるまで無効化可能です。 | |
変更なし
「アプリ設定更新時に、変更箇所を表示する機能」を無効にする
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変更なし
「計算式の設定で、演算子の入力間違いと思われる特定の文字列が入力された場合に正しい演算子を提案する警告表示機能」を無効にする
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変更なし
「集計ダイアログ内をスクロールしてもグラフのプレビューが常に固定表示される機能」を無効にする
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変更なし
「関連レコード一覧フィールドの『一度に表示する最大レコード数』設定で1件と3件を選択できるようになる変更」を無効にする
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2023年11月の定期アップデートが実施されるまで無効化可能です。 | |
変更なし
「アプリ設定画面で、削除済みのユーザー/組織/グループ名の後に削除済みであることを示す文言を追加」を無効にする
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変更なし
「『ログインユーザー』『優先する組織』をキーボード入力からも選択できる機能」を無効にする
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変更なし
「アプリ貼り付けで一覧を貼り付ける場合に、『表示件数』設定で20件、30件、40件、50件を選択できるようになる変更」を無効にする
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変更なし
「スレッド作成時、スペース参加メンバーに自分宛で通知するかどうか選択できる機能」を無効にする
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追加
「フィールドのアクセス権設定で、フィールド名を検索できる機能」を無効にする
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追加
「プロセス管理のステータスが削除できない場合のエラーを、ステータスの削除ボタンクリック時にも表 示する変更」を無効にする
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追加
「ヘッダー・ナビゲーションバー・サイドメニューのフロントエンド基盤の変更(PC版のみ)」を無効 にする
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追加
「開発基盤の刷新(対象:日時情報の文字列パース処理ライブラリ)」を無効にする
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新機能の無効化 (最新チャネルで提供中の機能) |
定期アップデート以外のタイミングでも更新されます。
最新の状況はシステム管理内の「アップデートオプション」画面を確認してください。
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新機能の先行利用 | ||
正式
リリース
「ヘッダー・ナビゲーションバー・サイドメニューのフロントエンド基盤の変更(PC版のみ)」を有効にする
(正式リリースに伴い「新機能の無効化」へ移動) |
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開発中の新機能 | ||
変更なし
「ファイル読み込み時に発生したエラーをまとめて表示する機能」を有効にする
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追加
「レコード追加・編集画面の数値フィールドで、桁区切りのカンマ付き数字や全角数字が使用できる変更」を有効にする
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アップデートオプション機能の詳細や、提供中の各項目(新機能)については以下のヘルプページを参照してください。