kintone SIGNPOSTとは
「kintone SIGNPOST(キントーンサインポスト)」は「kintoneで継続的な業務改善をするための道しるべ」として、kintone経験者の考え方やコツを体系的・網羅的にまとめたコンテンツです。
kintoneはコードを書かずに自由度の高い業務アプリを構築できますが、ある程度大きな業務システムの構築においてkintoneを上手く活用するためには、「自由になんでもあり」ではなく「コツ」があります。この「経験者が持つコツ」を44のパターンとそれに紐づくパターン実践ガイドとしてまとめたものがkintone SIGNPOSTです。
kintone SIGNPOSTは、「 1:目的設定」から「6:継続企画」と、「 0:kintone概念理解」という合計7つのステップで構成されています。
「kintoneを活用するにあたってどのステップでも意識すべき考え方」としてステップ0がサイクルの中心に配置され、その周りにステップ1〜ステップ6がサイクリックに繰り返される構成によって、 kintoneを使った業務改善が継続的に行われることを表現しています。
44のパターンは、この7つのステップに対して割り当てられています。
『kintone SIGNPOST』の構成
kintone SIGNPOSTは、ひとつのパターンが1ページで紹介されています。ページ上部には大きな文字で「パターン名」が示されています。
その後にはパターンの内容を端的に要約した「一行説明」が書かれており、続いてパターンが伝えたい内容を一枚の絵に表した「イラスト」が配置されています。
続いてパターンの本文が記述されています。
まずはじめに、どのような「状況」でこのパターンが使われるのかが説明されています。ここに書かれている内容が自分の状況に近ければ、このパターンが役に立つかもしれません。
「▼その状況において」をはさんで書かれているのが、その状況において生じやすい「問題」です。
「▼そこで」の後には、その問題をどう「解決」すればよいのかといった考え方ややり方が書いてあります。
最後に「▼その結果」に続いて、「解決」を実施した際に期待される「結果」が書かれています。