前の画面に戻る
個別ページで見る

kintoneを浸透させるためのkintone活用
〜グローバル多事業・多拠点ハイスピード業務改革

三井化学株式会社
三井化学株式会社システム部
化学製品は、自動車、家電、雑貨、医療、食品、住宅、エネルギーなど人々の豊かな生活に広く役立っています。そして、化学産業の素材開発が、より豊かな生活を生み出す画期的なイノベーションのキーファクターとなっています。
三井化学は、“環境と調和した共生社会の実現”、“健康・安心な長寿社会の実現”、“地域と調和した産業基盤の実現”を当社グループが貢献すべき社会課題と捉え、経済軸、環境軸、社会軸が結びついた社会課題解決への取り組みにより、事業活動を通じた社会貢献を目指します。

kintone 導入背景

★背景
営業活動・マーケティング活動における情報共有は、部署によって業務プロセスやフォーマットが異なり、独自のExcelやWordで報告書や台帳を作成し、メールや共有ファイルサーバ、ノーツで共有されていました。過去にこれを改善すべく、Salesforce等の活用をトライアルしたこともありましたが、定着することはなく、大きな進化がないまま20年近くの時間が経っていました。

★kintoneチャレンジ:
パイロット部門において、kintoneによる業務改革の素晴らしい成功事例が作れたこともあり、全社展開がスタートしました。

kintone 利用対象となる業務

三井化学の事業部門は4つの事業本部の下、12の事業部、4つの新事業開発室があり、その中にも製品や用途別に多くの営業グループがあります。また海外の関係会社もアジア・中国・米州・欧州に多数あり、日本の事業部門とコワークして世界中に製品を供給しています。
kintoneによる業務改革のファーストステップとして、社内の営業・マーケティング業務における情報共有・生産性向上をスタートさせました。

★『5人で20部門同時展開』
5人のkintone展開チームメンバーで、20を超える部門に同時展開を進めています。これを成功させるためには、展開チームにおいても、常に最新情報を共有し、ノウハウを蓄積しながら、チームワークを高める必要があります。

該当するアプリやスペース名

コンセプトと企画・開発の意義

情シス部門が主導します。
でもシステム導入が目的ではなく、そこで働く人たちを幸せにしたい。
そのために情報共有があり、そのために生産性向上がある。
その結果として事業に貢献することを目指す。

創意工夫や想い

▶利用部門に対して
 1.優良なパイロットユーザーの醸成

 2.初めから作りこまず、スモールスタート
   なるべくシンプルな形で導入スタート
   →改善点を現場から引き出す
   →対面型で高速スパイラルアップ改善
   →「自分たちが育てていく業務システム」という感覚を持ってもらう

 3.スペースのスレッドや、アプリのコメントを最大活用
   →kintone展開チームとのやり取りも専用スレッドを活用

▶展開チーム
グループウェアとしてのkintoneを最大限活用
→kintoneを展開する仕事をまるごとkintone化。
 クラウドワークスタイルを自ら実践し、自らの意識改革を同時に進める。