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脱Notes!
営業支援システムを刷新し、
営業活動、案件の効率化・見える化を実現

クオリカ株式会社
クオリカ株式会社財務経理部
1982年コマツの全額出資による情報システム会社として創業し、現在はTISインテックグループの一員として、中国/ASEANをはじめ製造業および流通サービス業(飲食業・小売業)様向けにクラウドサービス、業務用システム開発、パッケージソフト開発、システム運用、情報端末製造・販売、データセンター運用等の幅広い事業を展開しています。

kintone 導入背景

営業員が利用する社内システムが、Excelマクロ、Notes、Access等複数のシステムに亘っており、事務作業に費やす時間が多く、また入力ミス等の手戻りも発生し、十数年前に構築し老朽化、度重なるシステム障害もあり、一刻も早いシステムの刷新が課題でした。
案件管理から見積、基幹システム(SAP)への連携、ワークフロー等全ての要件を満たすのがkintoneで、構築も短期間、リリース後も容易に改善が可能というところが決定要因でした。金額が安いというのもポイントです。

kintone 利用対象となる業務

弊社では、財務経理部主導の下、kintoneを全社展開し、全社員+事務業務外部委託会社にて、約1,000名で利用しております。
今回はkintone導入の目的でもあった営業支援のアプリ(Qpowerと命名)について、エントリーします。
弊社では全国に5つの事業の営業部があります。その営業部員の日々の行動、商談から見積、受注売上まで一貫して利用・管理できるシステム、また一部営業事務を外部委託しており、その企業も簡単に利用でき、営業員とのコミュニケーションツールとしても利用しております。

該当するアプリやスペース名

コンセプトと企画・開発の意義

社内システムが複数に亘っている為、それぞれへの二重入力や入力ミスによる手戻り、また案件がどのような状況なのかが見えにくく、多大な労力を要していました。
そこで営業力強化の一環として、営業部と財務経理部(事務業務を把握している部門)とで、短期間で営業事務の効率化と営業活動の見える化を実施する為に、複数に亘っている社内システムや事務処理をどのようにすれば良いかを考え、今まではExcelで案件を管理、別のExcelで見積業務、Notesで受注管理とバラバラだったシステムの一元化を実施しました。
営業業務を一元化することでシステム操作性向上や利便性向上による作業効率化をと営業活動の見える化が実現しました。
システム導入の効果は、営業事務作業時間約40%削減を見込んでいます。

創意工夫や想い

まず、複数に亘っているシステムを一つにすることで、事務作業の効率化、案件の進捗状況も容易に管理(見える化)できることを目指し、営業員が新システムで混乱しないように、見た目や入力項目名等は旧システムを踏襲しつつ、kintone内で全て完結するように設計、アプリ間連携も自動化しました。
また機能・操作説明会も複数回実施し、導入前利用期間も設けました。
導入前利用期間で挙がった小改善要望も取り入れ、マニュアルも整備し、kintone上に全社公開のQ&Aアプリを構築することにより、問い合わせがあれば回答し、それがFAQにもなることで新システムの理解が深まったと考えます。
これにより導入時、導入後も大きな混乱もなく、スムーズな立ち上がりとなりました。

資料