2025年9月版 主なアップデート
アップデート実施日:2025年9月14日
9月14日に実施されるアップデート内容をご紹介します。
AI機能 | スレッド要約AI:スレッド内の投稿を要約できる機能 |
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AI機能 | 生成AIと連携できるkintone MCPサーバーの提供を開始 |
アプリ | 添付ファイルフィールドに添付されているファイルの有無を絞り込み条件として設定可能に |
アプリ管理 | アプリ一覧にアプリ管理者の人数を表示する列を追加 |
モバイル | レコード詳細画面で「現在の作業者」を確認できるように |
モバイルアプリ(Android) | PDFファイルのプレビュー表示時にファイル内をキーワード検索できるように |
モバイルアプリ(iOS) | ログイン画面にパスワードリセットページへのリンクを追加 |
メール共有オプション | kintoneレコードから「処理済み」メールへの再返信が可能に |
コマンドラインツール(cli-kintone) | サーバーサイドでのレコードUPSERTに対応 |
JavaScript API(全体) | 確認ダイアログ、通知バナー、ローディングをJavaScript APIで表示できるように |
JavaScript API(アプリ設定) | レコード一覧の設定をJavaScript APIで取得できるように |
JavaScript API(プラグイン設定) | プラグイン設定画面でより多くの情報をJavaScript APIで取得できるように |
検討中の機能 |
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アップデートオプションの変更内容 |
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APIの更新内容の詳細は、APIアップデート情報をご覧ください メンテナンスにおけるkintone APIのアップデートはこちら
本アップデート内容は情報公開時点のものであり、今後変更される場合があります。
その他の変更点は、定期メンテナンス情報をご覧ください。
メンテナンスにおける変更点はこちら
AI機能
スレッド要約AI:スレッド内の投稿を要約できる機能
kintone AIラボで、スレッドに投稿された情報をAIで要約できる機能を提供開始しました。AIがスレッド内の議論やコミュニケーションを読み取り、要点を自動でまとめます。
これにより、プロジェクトにおける相談、メンバー間のノウハウ交換など、スレッド上で行われた日々のやりとりを、要約された情報をもとに振り返ることができます。また、新しいメンバーや他チームのメンバーが利用することで、過去の議論のキャッチアップも行いやすくなります。
AI機能を通じて、kintone内の情報の利用機会や活用範囲を広げ、部門やチームを越えた情報共有をより活発に行うことができます。
スレッドの要約イメージ

スレッドタイトルエリアのボタンで要約

投稿コメントとそれに連なる返信の単位で要約することもできます。
返信数が多い議論など、特定の話題について詳細な要約を得たいときに活用できます。
投稿単位の要約イメージ

投稿エリアのボタンで要約

kintone AI管理画面で、kintone AIを有効化した上で「スレッド要約AIを利用する」にチェックを入れると、これらの機能を利用できるようになります。
また、これらのAI機能の利用を許可するスペースとユーザーの組み合わせを指定する制御機能も、管理画面に提供予定です。
AI機能
生成AIと連携できるkintone MCPサーバーの提供を開始
ローカル環境で動作するkintone MCPサーバーの提供を開始します。MCPサーバーに対応した生成AIツール(Claude Desktopなど)と組み合わせて利用することで、生成AIやコマンドラインからkintoneを操作することができます。
今回は、レコード情報の取得や追加といったkintoneの操作に対応しています。
現在利用可能なkintoneの操作
- アプリ情報の取得
- アプリ設定情報の取得(フィールド、プロセス管理)
- レコードの取得/追加/更新/削除
- レコードのステータス更新

kintone MCP サーバーは、2025/08/28 より提供を開始しています。
kintone MCP サーバーの最新バージョンのダウンロードや更新情報は、mcp-serverのReleasesから入手できます。
利用可能なkintoneの操作は順次追加予定です。
アプリ
添付ファイルフィールドに添付されているファイルの有無を絞り込み条件として設定可能に
添付ファイルフィールドに添付されているファイルの有無を、レコードの絞り込み条件として設定できるようになりました。これにより、例えば案件管理アプリで、注文書が添付されている案件をまとめて確認したり、出張申請アプリで、領収書データが添付されていない申請に対しリマインダーを設定する、といったことが可能となり、添付ファイルを扱う業務に沿った絞り込みを行いやすくなります。
レコード一覧画面の絞り込みダイアログ

レコードの絞り込み条件を設定する箇所で、添付ファイルフィールドを選択したとき、「ファイルあり」「ファイルなし」を選択できるようになりました。
例えば、「注文書」フィールド(添付ファイルフィールド)にファイルがあるレコードのみを絞り込むことができます。
添付ファイルフィールドを条件に指定できる、以下の箇所で利用可能です。
- 絞り込みダイアログ/一覧設定画面での絞り込み条件
- 集計ダイアログ/グラフ設定画面での絞り込み条件
- ルックアップの絞り込みダイアログの絞り込み条件
- ルックアップの設定ダイアログの絞り込み条件
- 関連レコード一覧の設定ダイアログの絞り込み条件
- リマインダーの条件通知設定画面での通知の条件
アプリ管理
アプリ一覧にアプリ管理者の人数を表示する列を追加
「アプリ管理」画面のアプリ一覧に「アプリ管理者数」の列が追加され、アプリごとの管理者の人数が確認できるようになりました。これにより、たとえばアプリの棚卸しを行う際に、管理者の数を参考にして、過剰に管理者が設定されているアプリや、管理者の人数が十分でないアプリを把握しやすくなり、必要に応じて管理者の設定を見直す、といった作業が行えるようになります。この機能はcybozu.com共通管理者のみ利用することができます。
アップデート後の「アプリ管理」画面

「手動更新データを取得」から、最新の管理者数を取得できます。
各アプリのアプリ管理者数を確認できるようになりました。
cybozu.com共通管理者はすべてのアプリの設定を変更できますが、アプリ管理者として
設定されていない場合は「アプリ管理者数」に含まれません。
モバイル
レコード詳細画面で「現在の作業者」を確認できるように
モバイル版のレコード詳細画面において、作業者が割り当てられている際に「現在の作業者」が表示されるようになりました。複数の作業者がいる場合は、それぞれの処理状況を確認できます。これまでは、アクションボタンの表示の有無で自分が作業者かどうかを判断したり、変更履歴をたどって現在の作業者を確認する必要がありました。
アップデート後のレコード詳細画面


複数の作業者が割り当てられている場合は、「他○名」をタップすることで、それぞれの処理状況を確認することができます。
モバイルアプリ
(Android)
PDFファイルのプレビュー表示時にファイル内をキーワード検索できるように
(Android)
Android版 kintoneモバイルアプリにおいて、レコードに添付されているPDFファイルをプレビュー表示した際に、文書内のテキストを対象にキーワード検索できるようになりました。従来は、PDFファイル内の検索に対応した他のPDFビューワーアプリで開き直す必要がありました。今後は、kintoneモバイルアプリ内で直接PDFファイルの内容を検索し、目的の情報を素早く確認することができます。
PDFファイルの文書内を検索する操作(例: 「案件管理」で検索する)

PDFファイルの文書内のテキストを対象にキーワード検索できるようになりました。
この新機能の利用には、モバイルアプリのアップデートが必要です。
この新機能を含むアップデートは、8月下旬に配信済みです。
モバイルアプリを最新バージョンにアップデートしていただくことで、ご利用いただけます。
また、ご利用の端末の「Google Play システム アップデート」を最新に更新している必要があります。
iOS版 kintoneモバイルアプリでは、既に同様の機能を提供しています。
モバイルアプリ
(iOS)
ログイン画面にパスワードリセットページへのリンクを追加
(iOS)
iOS版 kintoneモバイルアプリのログイン画面に、パスワードの再設定を行えるページへのリンクを追加しました。これにより、パスワードを忘れた場合でも利用者自身でアプリから直接再設定へ進めるようになり、管理者が個別に再設定の手順を案内する手間が軽減されます。 このリンクは、cybozu.com共通管理者が「パスワードのリセットをユーザーに許可する」を有効に設定している場合にのみ表示されます。
パスワードのリセットが「許可」されている場合

パスワードの再設定を行う
ページへ遷移(外部ブラウザ)

パスワードのリセットが「許可」されていない場合

パスワードリセット機能が無効の場合、ログインできない場合の対応方法が表示されます。
この新機能の利用には、モバイルアプリのアップデートが必要です。
この新機能を含むアップデートの配信は、8月中を予定しています。
Android版 kintoneモバイルアプリでも同様の機能を近日中のアップデートにて提供予定です。
メール共有オプション
kintoneレコードから「処理済み」メールへの再返信が可能に
「メール共有オプションのメール作成プラグイン」で、kintoneのレコードから、メールアプリケーションで「処理済み」となったメールにも返信メールを作成できるようになりました。これにより、一次回答後に「処理済み」となったメールに対しても、kintoneレコードから簡単に再度連絡を取ることができます。
アップデート後の、kintoneのレコードから再返信する際の確認の表示

メールアプリケーションで「処理済み」となっているメールに対して、kintoneレコードから再度返信できるようになります。
コマンドラインツール
(cli-kintone)
サーバーサイドでのレコードUPSERTに対応
(cli-kintone)
cli-kintoneでレコードのUPSERTを行う際、サーバーサイドでUPSERT処理が行われるようになりました。
これにより、レコード件数の多いアプリにおいては、実行時間やメモリ使用量を削減できる場合があります。また、従来より少ないAPIリクエスト数でUPSERTが実行されるようになります。
詳細は、cli-kintoneドキュメントサイトをご確認ください。
このアップデートは、 cli-kintone v1.14.2 以降のバージョンで利用可能です。
cli-kintone v1.14.2 は、2025/08/06 にリリース済みです。
cli-kintoneの最新バージョンは、cli-kintoneのReleasesから入手できます。
JavaScript API
(全体)
確認ダイアログ、通知バナー、ローディングをJavaScript APIで表示できるように
(全体)
JavaScript APIで確認ダイアログを表示したり、通知バナーを画面上部に表示したり、ローディングアニメーションを画面全体に表示できるようになりました。これによりユーザーの操作に応じた確認作業やフィードバックが行いやすくなります。
確認ダイアログの表示例

通知バナー(画面上部)の表示例

ローディングアニメーションの表示例

確認ダイアログを表示するAPI | kintone.showConfirmDialog() |
通知バナーを画面上部に表示するAPI | kintone.showNotification() |
ローディングアニメーションを画面全体に表示するAPI | kintone.showLoading() |
詳細はdeveloper networkをご覧ください。
JavaScript API
(アプリ設定)
レコード一覧の設定をJavaScript APIで取得できるように
(アプリ設定)
アプリのレコード一覧のリストと、表示中のレコード一覧の設定をJavaScript APIで取得できるようになりました。これにより、レコード一覧の設定に応じた表示の切り替えなどが行いやすくなります。
レコード一覧のリスト取得API | kintone.app.getViews() |
表示中のレコード一覧の設定取得API | kintone.app.getView() |
詳細はdeveloper networkをご覧ください。
JavaScript API
(プラグイン設定)
プラグイン設定画面でより多くの情報をJavaScript APIで取得できるように
(プラグイン設定)
プラグイン設定画面で利用可能なJavaScript APIが拡充され、より多くの情報を取得できるようになりました。これにより、環境やアプリ設定などに応じたプラグインの設定画面をより作成しやすくなります。
サブドメインと契約環境の取得API | kintone.getDomain() |
kintoneの契約中コースの取得API | kintone.license.getSubscriptionPlan() |
利用可能なAPI種別の取得API | kintone.getAvailableApiTypes() |
スペース情報の取得API | kintone.space.get() |
アプリ設定(アプリ名など)の取得API | kintone.app.get() |
アプリのフィールド設定の一括取得API | kintone.app.getFormFields() |
アプリのフォームのレイアウト設定の取得API | kintone.app.getFormLayout() |
詳細はdeveloper networkをご覧ください。
検討中の機能
検討中の機能をご紹介します。
kintoneシステム管理の「アップデートオプション」画面で、各機能を有効化することで、実際の動作をお試しいただけます。
「検討中の機能」にて提供している各機能に対して、皆様からのフィードバックをお待ちしております。
検討中の新機能に対するフィードバックは、kintoneの改善に協力するフォームにて募集しています。
AI機能 | レコード一覧分析AI:レコード一覧上のデータをもとに分析や要約ができる機能 |
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※なお検討中の新機能は、定期メンテナンス以外のタイミングでも随時、仕様変更やアップデートオプションの提供開始・終了が実施されます。
AI機能
レコード一覧分析AI:
レコード一覧上のデータをもとに分析や要約ができる機能
レコード一覧上のデータをもとに分析や要約ができる機能
kintone AIラボで、レコード一覧に表示されているデータをAIで分析や要約ができる機能を提供開始します。レコードデータを参照し、トピック分析、特徴的なレコード抽出、要約文章の作成などを行うことができます。例えば、アンケートや問い合わせデータから顧客の声の分類や改善示唆を得たり、商談記録や日報データと絞り込み条件とを組み合わせて、案件や担当者ごとの活動概要レポートを作成したりすることができます。
要約分析結果のイメージ

レコード一覧画面に表示されるボタンから利用できます。
分析の対象となるのは、レコード一覧上に表示されているレコードです(最大100件)。
絞り込み条件や利用者ごとのアクセス権評価も反映されます。
現時点では分析の対象にテーブルフィールド、添付ファイルフィールドは含まれません。
kintone AI管理画面で、このAIの利用を許可するアプリとユーザーの組み合わせを指定できます。
アップデートオプションの変更内容
アップデートオプションの変更内容は以下の通りです。
新機能の無効化 | |||||
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変更なし
「プロセス管理の設定で、作業者以外でも実行できるアクションを設定できる機能」を無効にする
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2025年11月の定期アップデートが実施されるまで無効化可能です。 | ||||
変更なし
「2枚目以降のポータルを作成できる機能」を無効にする
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変更なし
「複数のキーワードでアプリ名を検索できる機能」を無効にする
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変更なし
「文字列(複数行)フィールドが空欄のレコードを絞り込める機能」を無効にする
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変更なし
「kintone AI:AIラボでプロセス管理設定を支援するAIを利用できる機能」を無効にする
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変更なし
「アプリアクションを利用できる条件を設定できる機能」を無効にする
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変更なし
「JavaScript APIの拡充(2025年7月版~8月版)、およびkintone全体のカスタマイズとJavaScript APIの動作対象画面の見直し」を無効にする
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変更なし
「アプリ設定画面およびアプリストアで、複数のキーワードでアプリ名を検索できる機能」を無効にする
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変更なし
「複数のキーワードでスペース名を検索できる機能」を無効にする
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追加
「kintone AI:AIラボでスレッドのコメントをAIで要約する機能」を無効にする
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2026年2月の定期アップデートが実施されるまで無効化可能です。 | ||||
追加
「レコードの絞り込み条件で、添付ファイルの有無を指定できる機能」を無効にする
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追加
「アプリ管理画面でアプリ管理者数を確認できる機能」を無効にする
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追加
「モバイル版のレコード詳細画面で『現在の作業者』を確認できる機能」を無効にする
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追加
「JavaScript APIの拡充(2025年9月版)」を無効にする
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新機能の無効化 (最新チャネルで提供中の機能) |
定期アップデート以外のタイミングでも更新されます。最新の状況はシステム管理内の「アップデートオプション」画面を確認してください。
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新機能の先行利用 | |||||
なし
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検討中の新機能 |
変更なし
「kintoneシステム管理のデザイン改善:『ヘッダーの色』画面のデザイン・レイアウト変更」を有効にする
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変更なし
「新しいファイル読み込み画面」を有効にする
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提供終了
「アプリ管理画面でアプリ管理者数を確認できる機能」を有効にする
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変更なし
「Excelファイルからアプリを作成する画面のフロントエンド基盤の刷新、および読み込みエラー発生時の処理の変更」を有効にする
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追加
「kintone AI:AIラボでレコード一覧画面に表示されているレコードを要約分析する機能」を有効にする
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定期アップデート以外のタイミングでも更新されます。最新の状況はシステム管理内の「アップデートオプション」画面を確認してください。
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提供中のアップデートオプションはありません。 |
アップデートオプション機能の詳細や、提供中の各項目(新機能)については以下のヘルプページを参照してください。