2022年10月版 主なアップデート

レコード一覧画面で、カテゴリー表示エリアの横幅を調整できるようになりました。これにより、ユーザー自身で見やすい横幅に調整した上で、カテゴリーを選択できるようになります。

※ カテゴリー機能は、カテゴリーを有効にしているアプリで使用できます。

2022年7月版から提供を進めている、アプリ一覧を名前順で表示する変更を、PC版のスペースポータルやスレッド画面にも適用しました。

スペースポータルには、公開された順に表示される「最近公開されたアプリ」、名前順に表示される「すべてのアプリ」の一覧切り替えが、新たに追加されます。

次の11月版では、モバイル版のスペース・スレッド画面がアプリ名順表示に対応する予定です。

PC版のスペースポータル画面

PC版のスペーススレッド画面

フォームの設定でテーブル全体の削除ができるようになりました。これまでは、フォームからテーブルを削除したい場合は、テーブル内のフィールドを一つ一つ削除していく必要がありました。

アプリに反映されていない設定変更がある場合、画面上部にその旨が表示されるようになりました。これにより、アプリに未反映の設定が存在していることや、反映のためにアプリの更新操作が必要であることを認識しやすくなりました。これまでは、未反映の設定変更の有無を判断するための手がかりとしては、「アプリを更新」ボタンがクリック可能になっているか否かを確認するという間接的な方法しかありませんでした。

今後、アクセス権設定の変更を伴うアプリ更新の反映処理を、一括反映から順次反映に変更する予定です。アクセス権設定の変更を伴わないアプリ更新の処理は従来通りです。
これまでは、アプリの更新時にすべての変更処理が一括で反映されていたため、複雑なアクセス権設定かつ大量のレコードを含むアプリ更新の場合、kintone全体に高い負荷が発生してしまう場合がありました。今後、レコードへのアクセス権反映とそれ以外の設定反映の処理を分割し、また大量のレコードを含む場合はアクセス権反映の処理をさらに分割することにより、アプリ更新時の高負荷問題が解消される見込みです。

アプリの設定変更結果の反映処理（イメージ図）

各レコードへのアクセス権反映は、その他の設定変更の反映完了後に、順次実行されていきます。
大量レコードの場合、全てが完了するまで、アクセス権の変更が反映されたレコードとそうでないレコードの両者が存在するタイミングが発生します。

アプリ設定画面内のバナー表示

反映処理の変更に伴い、レコードへのアクセス権の変更結果の反映を実行している最中は、アプリ設定画面にその旨が表示されるようになります（アクセス権の設定変更を伴わない場合は、表示されません）。

従来通りの表示です。

各レコードにアクセス権設定の変更結果を反映中である旨が、表示されるようになります。

※開発中のため実際のデザインや文言とは異なる可能性があります。

アップデートオプション画面に開発中の新機能として追加される「アクセス権設定変更時の反映処理の変更」の設定をオンにすると、今回の反映処理の変更が適用されます。

アップデートオプションの設定方法はこちらをご覧ください。

2022年10月版における、アップデートオプションの変更内容は以下の通りです。

アップデートオプション機能の詳細や、提供中の各項目（新機能）については以下のヘルプページを参照してください。

• アップデートオプションの詳細
• 提供中の各項目（新機能）の詳細