2021年5月版 主なアップデート
リリース日:2021年5月9日
アップデートオプションの変更内容 |
---|
その他の変更点は、定期メンテナンス情報をご覧ください。 メンテナンスにおける変更点はこちら
レコードコメント
モバイル版でレコードコメントのリンク(URL)を取得可能に
モバイル版からも、レコードコメントのURLを取得できるようになりました。
レコードコメントのリンクコピーの流れ
「…」メニューをタップして表示される「コメントのリンクをコピー」をタップするとクリップボードにURLがコピーされます。
※コメントの「削除」ボタンは「…」メニュー内に移動しました。
コピーしたURLを、kintone内の他のページや、他のツール(メールやチャットなど)に記載することで、レコードコメントに関する円滑な連絡が行えるようになります。
※リンク先を閲覧する際には、kintoneへのログインや適切なアクセス権が必要となります。
レコードコメント
新着コメントの展開時に重複する「さらに表示」ボタンを一部集約
「新着コメントがあります」表示(4月版にて追加)をクリックしたとき、新着コメント側の「さらに表示」ボタンと、既存コメント側の「さらに表示」ボタンの2つが連なる場合がありますが、どちらのボタンをクリックしても同じコメントが展開される場合(両者が近い場合)については、「さらに表示」ボタンを1つだけ表示するように変更しました。
重複するボタンを集約することで、操作上の迷いの発生を減らしています。
4月版まで:「さらに表示」が2つ表示
「さらに表示」が表示されている状態で「新着コメントがあります」をクリックすると、新着コメント側にも必ず「さらに表示」が表示されていました。
5月版から:「さらに表示」ボタンが1つに集約
下図のような、どちらの「さらに表示」ボタンでも展開されるコメントが同じ場合は、1つのボタンのみが表示されるようになります。
レコード一覽
一覧表示時点で各レコードの権限の有無を確認し、編集・削除ボタンの利用可否に反映
レコード一覧画面に表示される編集ボタンに関して、編集操作を行うアクセス権限(レコードのアクセス権)がない場合に、ボタンを押せないように変更しました。
従来は、編集ボタンをクリックすると編集開始はできるのですが、保存しようとすると権限エラーで保存できない、という挙動となっていました。今回の変更により、そのような「編集したけれど保存できなかった」といった問題の発生を防ぎます。また、削除ボタンに関しても同様の変更を行っています。
4月版まで:
レコードのアクセス権の設定にかかわらず、どのレコードでも編集ボタンがクリック可能でした。
※レコードの編集権限がない場合は、「保存」ボタンをクリックしてはじめてエラーになっていました。
5月版から:
アクセス権の設定に応じて、編集ボタンの状態が切り替わります。
編集権限がない場合、ボタンがグレーで表示され編集開始できなくなります。
※削除ボタンも同様です。
アプリ設定
APIトークンごとに「メモ」を記録可能に
アプリ設定の「APIトークン」設定画面に、新しく「メモ」の列が追加され、各APIトークンに対してメモを残せるようになりました。APIトークンの利用目的や担当者などを記載しておくことで、APIトークンの管理に役立ちます。
APIトークンの設定画面
各APIトークンに対して「メモ」を書けるようになりました。
アプリ設定
自身のアプリ管理権限を失う設定変更に対して警告する機能を追加
アプリのアクセス権の設定を保存する際、自身のアプリ管理権限が含まれていない場合に、本当にその変更を保存してよいのかを確認するダイアログが表示されるようになりました。
意図せず自身のアクセス権を奪ってしまい、設定を元に戻すことすらできない状態になってしまうトラブルの発生を軽減します。
アプリのアクセス権の設定画面に注意ダイアログを追加
設定しているユーザー自身のアプリ管理権限が失われてしまうような設定のままで保存ボタンをクリックした場合に注意ダイアログが表示されます。
※ 以下の画像の例では、設定操作中のユーザーが「営業本部」と「営業支援グループ」の両方に所属しており、自身のアプリ管理権限がない設定を保存しようとしています(アクセス権では、同じユーザーが複数の行に該当するとき、上の行の設定が優先されます)。
自身のアプリ権限がなくなるという旨が、注意ダイアログとして表示され、保存前に気が付きやすくなります。
※cybozu.com共通管理者はこの設定に関わらず、すべてのアプリに対してアプリ管理権限があるため、このメッセージは表示されません。
アプリ設定
設定内で「アプリ作成者」を指定した際に、具体的にどのユーザーなのかを表示
アプリのアクセス権の設定画面にアプリ作成者が設定されているとき、その「アプリ作成者」が具体的に誰なのかが表示されるようになりました。これにより、既存の設定内容の読み取りやすさが改善されます。
なお、「アプリ作成者」が設定可能なプロセス管理の設定画面でも同様の表示が行われるようになっています。
アプリのアクセス権設定画面
「アプリ作成者」の後にユーザー名が表示されます。
アプリ設定
一覧・グラフの並び替えや削除後に保存完了を示す表示を追加
アプリ設定で一覧やグラフの順番を並び替えた際や削除を行った際に、それらの変更が保存されたことを示す通知を画面上部に表示するようになりました。
アプリ設定画面の一覧タブ
スペース
スペースのポータル画面の各ウィジェットの表示・非表示を設定可能に
スペースのポータル画面に表示される各ウィジェットの表示・非表示を変更できるようになりました。
スペースの設定ダイアログ
従来よりkintone全体のポータル画面では利用できていたウィジェットの非表示設定が、スペースのポータル画面でも利用できるようになります。
※「スペースのポータルと複数のスレッドを使用する」設定が有効のスペースでのみ利用可能な設定です。
※すべてのウィジェットを非表示に設定することも可能で、先月(4月)にリリースされたイベント/JavaScript APIを利用したカスタマイズをより自由度高く行うことが可能となります。
アップデートオプションの変更内容
2021年5月版における、アップデートオプションの変更内容は以下の通りです。
5月版 | |
---|---|
新機能の無効化 |
提供終了
※2021年5月の定期アップデート実施まで無効化可能です。 |
変更なし
「ファイル読み込みによるレコード追加の際に、作成者/作成日時/更新者/更新日時を指定できる機能」を無効にする
※2021年8月の定期アップデート実施まで無効化可能です。 |
|
変更なし
「レコードコメントの新着通知をコメント欄に表示する機能」を無効にする
※2021年8月の定期アップデート実施まで無効化可能です。 |
|
追加
「レコード一覧の編集/削除ボタンを権限がないときに押せないようにする変更」を無効にするアップデート内容
※2021年8月の定期アップデート実施まで無効化可能です。 |
|
新機能の先行利用 |
変更なし
(なし)
|
開発中の新機能 |
変更なし
「アプリの所属スペースを変更する」機能を有効にする
|
アップデートオプション機能の詳細や、提供中の各項目(新機能)については以下のヘルプページを参照してください。