2020年9月版 主なアップデート
アプリ設定
レコードの再利用機能を使用するかどうか選択可能に
レコードの再利用機能を使用するかどうか選択できるようになりました。
これにより、レコードを再利用して登録する運用が適していないアプリは、再利用ボタンを非表示にする設定が可能となりました。この設定の変更は、アプリ設定の「高度な設定」から行うことができます。
再利用が有効のとき:
再利用が無効のとき:
アクション機能でも、同じアプリをコピー先に指定することで、レコードを再利用するボタンを作成することが可能です。
アクション機能では再利用機能と異なり、コピーするフィールドを選択することができます。
2019年8月版のアップデート時に、アクション機能でコピーできる
フィールドタイプ(テーブル、ラジオボタン、チェックボックス、複数選択)を追加しています。
今後のアップデート予定
次の2020年10月版では、アクション機能で作成したボタンの並び順を変更できる機能の追加を予定しています。
アプリ設定
アプリ設定の各設定項目を直接開けるショートカットを追加
アプリ設定ボタンに、各設定項目のページを直接開けるショートカットを追加しました。
例えば、アプリを改善するために設定を変更したいと思った時に、すぐに該当する設定ページを開いて設定の変更を開始する、といった操作が行いやすくなります。
今まで:
9月版より:
今まで通り、歯車ボタンをクリックすると、アプリ設定画面が開きます。
歯車ボタンの横にあるv字ボタンをクリックすると、各設定項目へのショートカットが表示されます。
アプリ設定
閲覧中の一覧やグラフの設定を直接開くメニューを追加
レコード一覧画面で閲覧中の一覧の設定画面を直接開けるようになりました(グラフ画面でも同様の機能が利用できます)。一覧の設定を開こうとするたびに、一覧のリストから設定変更したい一覧を探すことなく、設定を開けるようになります。
※「列幅をアプリ設定に保存する」メニューは、ボタン内からこの位置に移動しました。
グラフ画面
閲覧中のグラフの設定画面が開きます。
レコード詳細画面
フォームの設定画面が開きます。
通知機能
どのメール通知からkintoneを開いても、kintone内の通知が既読になるように
どのメール通知からkintoneを開いても、kintone内の通知が自動的に未読から既読に切り替わるようになりました。
今までは、スペース(PC版)、ピープル、メッセージに関するメール通知のみで既読化が行われていましたが、今回のアップデートにより、アプリやモバイル版のスペースに関するメール通知も既読化の対象となりました。
(2020/9/10 見出しと上記本文を一部修正)
※弊社製品のGaroonまたはOfficeの「外部通知」を設定して通知を受信している場合は、そこからkintoneを開いてもkintone内の通知は既読になりません。2020年10月版にて既読になる変更を行う予定です。
メール通知からkintoneを開く利用方法を行っている場合
今までメール通知からkintoneを開いても既読にならなかったため、メール通知を受けてプロセスを進める運用をしていた場合、プロセスを進めた後に通知を既読にする作業が必要となっていました。今回のアップデートにより、
この作業が不要となります。
なお、プロセスを進めなかったレコードは、ポータルの「未処理」欄や、各アプリの「(作業者が自分)」の絞り込みから確認することができます。
スペース管理
スペース一覧に作成者/作成日時の列を追加
スペース一覧に作成者/作成日時が表示されるようになり、スペースの整理や削除を進めやすくなりました。
作成者/作成日時の列もソートすることが可能です。
スペース管理
スペース一覧をCSV形式でダウンロードする機能の追加
スペース一覧画面から、スペースの一覧をCSV形式でダウンロードできるようになりました。ゲストスペースも含め、スペース一覧画面で確認できるすべてのスペースが対象に含まれます。
これにより、スペースの確認や管理、棚卸しなどが行いやすくなりました。
この機能はcybozu.com共通管理者のみ利用可能です。
CSVファイルに書き出される項目
- ID
- スペース名
- スペースURL
- 種別
- 管理者数
- メンバー数
- 作成者
- 作成者(ログイン名)
- 作成日時
- 設定の最終更新者
- 設定の最終更新者(ログイン名)
- 設定の最終更新日時
7月版では、アプリ管理からアプリ一覧をCSV形式でダウンロードする機能を追加しています。アプリ管理と同様にスペース管理でも一覧をダウンロードできるようになり、kintone全体の管理や棚卸しなどを行いやすくなりました。
スペース管理
スペース一覧で一度に表示できるスペースを20件から
500件に拡大
500件に拡大
スペース一覧で1ページに表示されるスペース数が20件から500件に増加しました。
これにより、スペース一覧の閲覧性が向上しました。作成者や作成日時などでソートして、特定のユーザーが作成したスペースや、最近作成されたスペースなどを把握する作業も行いやすくなっています。