2020年6月版 主なアップデート
その他の変更点は、定期メンテナンス情報をご覧ください。 メンテナンスにおける変更点はこちら
ファイル書き出し
対象フィールドの選択時に「すべて追加」ボタンが利用可能に
ファイル書き出しの対象フィールドを選択する際に、一括選択の操作ができるようになりました。
[すべて追加]ボタンをクリックすると、すでに選択されているフィールドの右端に、残りのフィールドがまとめて追加されます。
データのバックアップを行うために書き出し可能なすべてのフィールドを指定したい場合など、一度の操作で書き出し対象のフィールドを選択できます。
※一括でクリアする操作も可能になりました。
※レコード一覧の設定画面でも同様の操作が行えます。
ファイル書き出し画面:
フォーム入力
どのフィールドで入力エラーが発生しているか画面上部に表示されるように
レコード保存に失敗したとき画面上部に表示されるエラーメッセージに、どのフィールドでエラーが発生しているか表示されるようになりました。
※モバイルも同様のエラーメッセージが表示されます。
通知機能
メール通知機能が「メッセージ」や「ピープル」に対応
メール通知機能が「メッセージ」と「ピープル」に対応しました。
メッセージやピープルでやりとりしていた内容も、メール通知で受信できるようになります。
メール通知に新しく対応した通知
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メッセージ
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- メッセージに書き込みがあったとき(自分宛の通知)
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ピープル
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- 自分のピープルに書き込みがあったとき(自分宛の通知)
- ピープルで自分宛てのメンションを含む書き込みがあったとき(自分宛の通知)
- フォロー中のピープルに書き込みがあったとき(すべての通知)
※今までは自分宛の通知がすべて通知されるわけではありませんでしたが、今回のアップデートにより、すべての自分宛通知をメール通知で受信できるようになりました。
メール通知の例(メッセージ):
計算式
計算式を入力するときに関数名を小文字で入力可能に
計算式の入力欄が、関数名の小文字入力に対応しました。
関数名を小文字で入力しても大文字に変換されます。
これまで大文字にしか対応していませんでしたが、今後は大文字小文字の区別なく、kintoneの計算式に関数名を指定できるようになりました。
入力中:
入力確定後:
入力欄からフォーカスを外したとき、小文字で入力されている関数名が自動的に大文字に変換されます。
※今まではフォームを保存したタイミングで、「if関数は使用できません」というエラーが表示されていました。
API
setFieldShown
APIでテーブル内のフィールドも非表示にすることが可能に
フィールドの表示/非表示の切り替えを行う kintone.app.record.setFieldShown API に、 テーブル内のフィールドを指定できるようになりました。
レコード追加時にテーブル内の「金額」フィールドを非表示にする例:
kintone.events.on('app.record.create.show', function(event){
kintone.app.record.setFieldShown('金額', false); });
カスタマイズの適用前:
カスタマイズの適用後:
※ 今回のアップデートでは、モバイル版API(kintone.mobile.app.record.setFieldShown)も同時に対応しています。
API
一覧設定の変更APIがAPIトークン認証に対応
4月版で対応したGETメソッドに続いて、一覧の設定API(/k/v1/preview/app/views.json)の PUTメソッドがAPIトークン認証に対応しました。
※APIトークン認証はシステム管理権限が必要な操作には対応していません。
そのため、システム管理権限が必要なカスタマイズ形式の一覧の変更(追加や更新)には対応していません。
フィードバック機能
「kintoneの改善に協力」にファイルを添付する機能を追加
「kintoneの改善に協力」の入力フォーム画面に、「添付ファイル」欄を追加しました(2020/6/8 実施)。
画面イメージなどと合わせて、より具体的にフィードバック内容を登録していただけるようになりました。
※「kintoneの改善に協力」は、すべてのユーザーの方にご利用いただけます。
※その他の変更点は、定期メンテナンス情報をご覧ください。 メンテナンスにおける変更点はこちら