2020年5月版 主なアップデート

復旧機能
削除してしまったアプリ/スペースを復旧する機能を追加

削除してしまったアプリ/スペースを、削除時点の状態に復旧することができるようになりました。
アプリを復旧すると、レコードのデータおよびアプリの設定(一部を除く)のどちらも削除時点の状態に戻ります。
スペースを復旧すると、スペース内のすべてのデータが削除時点の状態に戻り、スペース内に作成されていたアプリも同時に復旧されます。

削除してしまったアプリやスペースのIDを監査ログで確認し、アプリ/スペースの復旧画面にそのIDを入力することで復旧できます。

            ※削除してから14日以上経過したアプリ/スペースは復旧できません。
            ※復旧機能が利用できるのは、cybozu.com共通管理者のみです。

※そのほか、アプリやスペースの削除の確認ダイアログを2重にするなど、誤削除を発生しにくくするための対応を行いました。

アプリの作成・設定
プロセス管理設定の「アクション名」と「実行後のステータス」の順序を変更

プロセス管理設定の「アクション名(ボタン名)」と「実行後のステータス」の順序を入れ替えました。
また、設定項目名や画面全体のレイアウトを調整しました。

左から「アクション名(ボタン名)」→「実行後のステータス」の順で表示されるようになりました。プロセス管理の設定を左から順に読み取りやすくなり、また、説明しやすくなりました。

アプリの作成・設定
アプリ作成で読み込み可能なExcel/CSVファイルの上限を50列から500列に拡大

最大500列までのExcel/CSVファイルを読み込んでアプリを作成できるようになりました。

今までは50列までだった上限がアップデート後は500列までになり、200列や300列といった多くの列があるExcelファイルを利用中の方も、kintoneをお試ししやすくなりました。

アプリの作成・設定
テーブル作成時にフィールドの追加を補助するガイドを表示

ドラッグアンドドロップでテーブルを作成する際に、フィールドの追加方法を案内するガイドが表示されるようになりました。これによりテーブルにフィールドを追加する操作がわかりやすくなりました。

5月版より作成中のテーブルの右端にフィールドの追加方法を案内する表示が追加されました。フォームを保存すると、ガイドは表示されなくなります。

アプリの作成・設定
テーブルの設定を開くボタンの位置を変更

「テーブルの設定」を開くボタンの位置をテーブルのすぐ右上に配置し、テーブルの設定を開きやすくなりました。また、それと同時に今までの表のアイコンボタンではなく、他のフィールドと同様の歯車のアイコンボタンにデザインを変更しました。

今まで

今まではテーブルと、その設定メニューが離れていました。

5月より

5月版よりテーブルのすぐ右上に歯車アイコンが表示されます。

通知
受信した通知を閲覧できる期間を14日間から70日間に変更

受信した通知を閲覧できる期間を、今までの14日間から70日間へと変更しました。
1ヶ月に一度しかkintoneを開かない利用者であっても、通知が消えてしまうことなく、確認できるようになりました。

スペーステンプレート
スペーステンプレートファイルの互換性の改善

スペーステンプレートファイル読み込み機能の互換性を改良しました。
これにより、今回のアップデート以前に既に読み込めなくなっていたスペーステンプレートファイルも含め、2019年6月以降に書き出されたスペーステンプレートファイルが読み込み可能となります。

また、今後のアップデートの影響でスペーステンプレートファイルが読み込めなくなる問題も発生しにくくなりました。今後スペーステンプレートファイルが利用できなくなるアップデートが行われる場合は、事前にお知らせいたします。

※その他の変更点は、定期メンテナンス情報をご覧ください。 メンテナンスにおける変更点はこちら